速報 “詩梨ちゃん衰弱死”初公判で母親「娘は衰弱ではなく、元気な状態で突然亡くなった」などと無罪主張

去年6月、札幌で当時2歳の池田詩梨ちゃんが衰弱死したとされる事件の裁判…保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親は、2日の初公判で「娘は衰弱ではなく、元気な状態で突然亡くなった」と無罪を主張しました。  池田莉菜被告は、去年当時2歳だった娘の詩梨ちゃんに必要な食事を与えなかった上、けがの治療を受けさせず、放置して死亡させたとして保護責任者遺棄致死の罪に問われています。  2日の初公判で池田被告は「娘にごはんをあげていました」「藤原一弥さんから暴力を受け、けがをしているとは思わなかったので、医師の治療を受けさせる必要のある状態ではありませんでした」「娘は亡くなる少し前まで元気で、意識ははっきりしていました」「衰弱という事実はありません」「娘は元気な状態で突然亡くなったので、起訴状に書かれていることは真実ではありません」と無罪を主張しました。  この事件では、池田被告と共謀したとされる交際相手の藤原一弥被告に先月、傷害と保護責任者遺棄致死の罪で懲役13年の判決が言い渡されました。藤原被告は控訴しています。  池田被告の判決は、20日に言い渡される予定です。